発達障碍者の七転八倒記

漢方薬を試したり、施設行ってみたり、それでも無茶やってみたりする人間が時々書くブログ

平熱剤としての釣藤散

久し振りの記録。
最近はお薬で冒険する事も無くなったので久しく書いていなかったが、面白いと感じたので記録。

身体が寒く頭だけ異様に火照る。所謂冷えのぼせ。
こんなものを発症し顔に汗をかきながら外套羽織って仕事してる奇妙奇天烈な私が、食間に釣藤散を服用。
熱と血が下がる感覚があり、身体に熱が戻ると同時に、睡眠不足を熱で補っていた頭に猛烈な眠気が訪れた。
元々、頭の呆けと騒ぎを嫌って服用を始めた薬だが、効くときと効かないときの差異に新説が湧く。

私の頭は低血糖でも高血糖でも上手く回らない。低血糖は養分が足りず、睡眠不足の如く煩燥し、高血糖はその弊害(省略。糖質制限論者が色々書いてます。)で、暴れないもののイマイチスッキリせず、かつ不快感が身体を支配して、過剰な気を流そうとする。
釣藤散は身体全体の血流を流すため、高血糖時(実証・於血)に泥濘む頭を覚まし、逆に抑肝散は低血糖時(虚症・血虚)で眠くなる頭を補強する性質が出る。

これなら今迄の服用後症例にも外れないし、歴史的観察にもあまり外れない気がする。

釣藤散
・煩燥時に服すと更に煩燥する。
→唯でさえ血流が足りず心身が現実逃避を始めてる所に追い討ちを掛けている。
・モヤモヤしている時に服すと頭はクリアになる反面意識が落ちやすい
→血糖が下がり不快感が消える反面気を抜くと血圧が不足する。
・本能が弱まる反面理性は更に弱まる
→脳活動のレベルそのものが下がっている

抑肝散
・眠くなりにくくなる反面頭は何処か重たい
→上記釣藤散の逆パターン
・本能が強くなる反面何とか理性で抑えてる
→肝鬱相殺で心身が暴れるが、脳活動のレベルも上がっている。(暴れるのは恐らく性格の問題)

まぁ思い付きの仮説ではあるのだが。
もしこれが真であるならば、徹底した自己管理によって薬抜きで現状の改善が見込まれる訳だ。
まぁその自己管理が出来ない症状なんで死ねこのやろうって感じなんですけど。

ちなみに新しい医者の所で現在自分の仔細を調べてもらっています。やっと自分の人生と知能検査を併せてくれる場所に辿り着きました。
幾つかの場所でADHDだから気持ち良くハイになるお薬しましょうねーと言われ続け拒否して来た私だが、やっと違う可能性にメスを入れられる。調べるだけで全部で最低三万円掛かりますが、特にもう高いとは思いません。東京こんなもんだわ。

私の病に対する一番の薬は希望だ。
だから諦めたら死ぬ時だと思う。
一度其れで神を覚えて死のうと思ったのだ。多少の費用が掛かろうが、二度と同じ轡は踏むまいな。