人体実験監察日記

人体実験とか、簡易プログラムとかの記録。ブログ主は頭おかしい人です。

ガタついた心身の救逆剤

救逆。と聞くだけで、アレかな?と思う人は思うと思いますが。
実を言うとここ最近かなり状態がひどい私です。
4か月くらい完全無敵だったのに、5月の頭辺りから名札忘れ、電車乗り過ごし、伝票間違い三点と二週間の前科が半端ない事に。
流石にメンタルも鬱々としてきたのに、今までの食事無制限が祟り体重が少しずつ増加してしまい、それの是正のためにまた食事制限をする事にする事に決めてしまいました。
食事制限をすると体幹が冷えてしまう上に血糖値が足りなくなるので、ダイエットでも頭の状態を維持出来るように努める必要が出てきます。
肩凝りの酷さ、目の下のクマの出来やすさ、食事不摂生から、既に瘀血が発生していたと判断されるので、先ずはシトルリンを用いて駆瘀血。頭はすっきりしたものの、血糖値の不足と、上半身の血流不足(使いすぎたかもしれない)により超煩躁状態に陥ってしまいました。
頭はグチャグチャ、下半身はウズウズ。貧乏ゆすりをしないと頭に思考すら戻らない状態で、必死に一枚一枚伝票を処理していたんですが、そんな時に限って大量に伝票が流されて来るわけで、処理速度以上に運ばれて来る現状を確認。
9か月封印していたあの薬を遂に解禁致しました。

その名も、麻黄附子細辛湯。

これ飲んでからはあっという間でした。
口の中で転がしてから服し、効果は1分で現出。下半身の疼きも頭のグチャグチャも即停止。
指はスラスラと動き目線は確実に文字を捉えて追って行き、速度4倍以上でやってくる物を処理したのでした。
実はこいつは使ってた頃の日記が此処に残ってはいるのですが、改めてどう云ったものなのかを、まだお薬が効いてるうちにザラっと喋ってみようかと思います。

結論を云うと速攻ドーピング剤です。

漢方薬は(処方にもよりますが)配合薬が多ければ多いほど即効性が緩んでくると言う説があります。
麻黄を使っている剤としては、葛根湯が7種。麻黄湯で4種。
麻黄附子細辛湯は名前こそ長いものの3種のみ。
加えて言うなら前者2剤は即効性を犠牲に副作用を緩和する甘草が入っているので、比較的身体に負担を掛けずに緩やかに薬効が効くように出来ています。
麻黄附子細辛湯にはそんなものありません。
市販剤の中ではかなりキレッキレなタイプの薬です。(※1)

麻黄附子細辛湯はその名の通り、麻黄、附子、細辛の三つだけで処方された包剤なのですが。
先ずこの麻黄は言うまでもなくエフェドリンの原材料。中枢神経刺激剤として真っ先に禁止ドーピングに上がってくる代物です。
そして残りの附子も細辛も、ヒゲナミンと呼ばれる交感神経作用薬を含み、アンチ・ドーピング機構から禁止を食らっている生薬だったりします。附子なんてその他にもオピオイド受容体結合物質イグナシンとか、説明不要のアコニチンとか、もうこれでもかと言うほどドーピングの嵐。
ちょっと大袈裟かもしれませんが、寿命削って仕事するくらいの薬剤で、本来なら休養が前提で使うような代物。常用したら先ず間違いなく寿命縮むと思います。
所謂ユンケル系と違う所は、体を労わったり陰を保養するような成分が一切入っていない、燃やすためだけのお薬って所でしょうか。
(※1)

しかし流石に御蔭様で鬱々も変な考えも全部ぶっ飛んでます。
お酒も断たないといけない身には実に有難いお薬ですね。
と言う訳でピンチだったけど何とか切り抜けました系なお話。
うーん。肩こりも消えてうれしいわー。

 

※1:ちなみに市販剤以外の包剤も含める場合、回陽救逆剤と言う更にキレッキレな子がいます。意外な事に、白葱を混ぜると即効性が増すんだそうで。白通湯は緊喫の剤として有名らしいですね。現物見た事ないけど。

※2:但し体力が少なく、体温の維持もままならないような人には寧ろ体温を与えて安らぎを与えると言う効果になるので、過労とかの人に与えると寝ちゃう事があります。と言うか飲ませたら寝た奴目の前で見た。